活動報告・記録

勉強会

第23回 群馬県初代県令(現在の知事)楫取 素彦(かとり もとひこ)と吉田松陰

2014年6月開催

群馬県初代県令(現在の知事)楫取 素彦(かとり もとひこ)と吉田松陰

講師: 中村紀雄氏(「楫取素彦顕彰会」会長・群馬県議会議員)

第22回の勉強会では、現在の前橋の礎づくりに多大な貢献をされた初代前橋市長下村善太郎を取り上げ、大変ご好評を頂きました。
そこで引き続き、前橋ゆかりの歴史上の人物、近代群馬の基礎を築いた初代県令楫取素彦を取り上げることとしました。長州出身の楫取は、吉田松陰の妹文(ふみ)を2度目の妻とし、約10年間県令として在任中に、県庁を高崎市から前橋市に移し、伝統産業の養蚕・製糸業を奨励、教育の充実を図り、本市に現存する臨江閣の建設に尽力するなどの数々の功績から、「近代群馬の功労者」と言われています。
なお、楫取の妻文は、2015年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』の主人公として描かれました。
講師には、楫取研究の第一人者で、「楫取素彦顕彰会」の会長としてもご活躍の群馬県議会議員中村紀雄氏をお迎えし、長年の研究の中から、松陰と絶大な信頼関係にあって、その遺志を継いだ信条と黎明期の難局に残した数々の実績について、解説頂きました。

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