活動報告・記録

勉強会

第15回「幕末開明の人小栗上野介」 ~その人物像と日本近代化への改造論~

2009年6月開催

「幕末開明の人小栗上野介」 ~その人物像と日本近代化への改造論~

講師: 村上 泰賢 氏 (小栗公の菩提寺である東善寺(旧倉渕村権田)住職、小栗研究者)

 

「偉人小栗上野介 罪なくして此所(ここ)に斬(き)らる」

倉渕村(現高崎市倉渕町)の烏川畔に寂しげに立つ石碑にはこう刻まれています。
作家司馬遼太郎は、小栗の日本近代化への功績をたたえ『明治の父』とまで評していますが、その実像は勝海舟や坂本龍馬などに比べ、あまり知られていないのが実情です。薩長と幕府対立の中で、あくまで主戦論を主張した小栗……時の将軍慶喜との意見対立から、勘定奉行の職を罷免され、自らの所領地である倉渕村に隠棲し、わずか65日―官軍に追われ、数え42歳で非業の死を遂げました。

今回の講演では、小栗公の菩提寺である東善寺(旧倉渕村権田)住職で小栗の研究者として知られる村上泰賢氏をお迎えし、小栗上野介の人物像と日本を近代化に導いた数々の功績について、詳しく解説をしていただきました。

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